イーパーセル株式会社
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VCN-AXのホットフォルダ・オートメーション設定をしても自動化機能が動作しない。
よくあるケースとして、VCN-AXサービスのログオンアカウントのアクセス権限不足が考えられます。
e-Parcel VCN-AX「サービス」は、初期設定ではパソコンのLocal Systemアカウントで動作しています。
※「ホットフォルダ配置」「オートメーション配置」「インストールフォルダ」「データベース/データ保存場所」を変更する場合は、e-Parcel VCN-AXサービスのログオンアカウントが、変更先のフォルダに対し「変更」権限を有していることを必ず事前にご確認ください。
※「ホットフォルダ配置」「オートメーション配置」は、ネットワーク上のフォルダの指定も可能ですが、ネットワークドライブの割り当ては使用せず、UNC (Universal Naming Convention) にて記述してください。(以下の書式で指定します。\\コンピュータ名\共有名\フルパス)[入力例] \\NetworkServer\Data123\e-Parcel\HotFolders
※詳細参照:「e-Parcel VCN-AX 6.0 クイックガイド」 > 「ホットフォルダ配置・オートメーション配置」ページ
※詳細参照:「e-Parcel VCN-AX 6.0 管理コンソールマニュアル」 > 「ホットフォルダ配置・オートメーション配置(システム設定)」ページ
e-Parcel VCN-AX「サービス」は、デフォルトでは、ローカルPCの「SYSTEM」アカウントで動作しています。
このため、ホットフォルダおよびオートメーション移動先フォルダとして、また、外部アプリケーション実行時のアクセス先のフォルダとして、ネットワークファイルサーバ上の共有フォルダ等を使用する場合は、ドメインユーザやファイルサーバのローカルユーザのみアクセス可能な設定となっていると、アクセス権限が足りず正しく機能しません。
その場合は、e-Parcel VCN-AX 「サービス」のWindowsログオンアカウントを適切なアクセス(変更)権限を有するログオンアカウントへ変更してください。
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※詳しくはWindowsヘルプを表示してください。
1.Windows 「スタート」メニュー > Windows 管理ツール > 「サービス」を選択してください。
※[Windows 8 以下] Windows「スタート」メニュー > コントロールパネル > システムとセキュリティ(パフォーマンスとメンテナンス) > 管理ツール > 「サービス」
2.Windows「サービス」画面より「e-Parcel VCN-AX x.x」を右クリックしてください。表示されたメニューから「プロパティ」を選択し、プロパティ画面の「ログオン」タブを表示してください。
3.ログオンアカウントを、"ローカル システム アカウント"(デフォルト)から、適切なWindowsアカウントへ変更し、e-Parcel VCN-AX x.x「サービスの再起動」をしてください。
e-Parcel VCN-AX 「サービス」のWindowsログオンアカウントを変更する場合は、下記フォルダに対しログオンアカウントが「変更」権限を有していることを必ず事前にご確認ください。
· ホットフォルダ配置 [デフォルト:C:\e-Parcel\HotFolders]
· オートメーション配置 [デフォルト:C:\e-Parcel\Automations]
· インストール先フォルダ [デフォルト:C:\Program Files\e-Parcel]
· データベースフォルダ/データ保存場所 [デフォルト:C:\e-Parcel]
※ソフトウェアの詳しい設定および操作方法につきましては、e-Parcel VCN-AX 6.0 操作マニュアルをダウンロードしてください。
※参考:例えば、正常にVCN-AX「サービス」が動作しない時のよくあるケースとして、e-Parcel VCN-AXソフトウェアをご利用のPCからネットワークPC上の共有フォルダへエクスプローラー(Windows Explorer)でアクセスでき、「変更」可能だとしても、機能が異なるため、VCN-AX「サービス」のログオンアカウントにアクセス権限があるとは限りません。必ずVCN-AX「サービス」を起動するWindowsログオンアカウント自体が、ネットワークPC上の共有フォルダへアクセス(変更)権限があることを確認する必要があります。「サービス」のログオンアカウントの設定は、VCN-AXをご利用いただくうえで大変重要な設定のため、ご不明な場合はお客様のネットワーク管理者と連絡を取り、正確かつ適切な情報を収集したうえで設定変更を行う必要があります。